片想いの人と初デートをする時の心構え
相手に嫌われたくないという意識と緊張感
片想いの人と念願の初デートの約束ができた時はとても嬉しいですね。デート前日はワクワクして夜も眠れないかもしれません。
ところが、楽しいデートのはずなのに、当日は普段通りに話ができなくて、盛り上がらなかったということはありませんか?
また、若い男性の方はデートで女性と食事をする時は、緊張して料理の味もわからないというケースも多いようです。
これは相手に嫌われたくないという気持ちが強いことや緊張感により、精神状態を正常に保つことができなくなっていることが原因であると考えられます。
それによって頭が真っ白になり、自分の言動が規制されたり、ぎこちないものになってしまうのです。
それに加えて、「自分の話し方が相手に悪い印象を与えていないだろうか?」「こんな話題を取り上げたら、面白くない人だと思われないだろうか?」などと神経質になり、なかなか話ができないこともあります。
そのため同じことを何回も繰り返して言ったり、会話が続かない状態に陥ってしまうのです。また、顔の表情も硬くなってしまうため、相手も話しづらくなるのです。
これは仕方がないことかもしれません。なぜなら人間は「あがり症」でなくても、好きな人と話をしたり、大勢の人の前に出るとあがってしまいますし、 相手に嫌われたくないという意識を持っていると、あらゆる言動を抑制してしまうからです。
しかし、これでは楽しいデートになりませんので、2回目のデートの約束をするのが難しくなってしまいます。
では、このような呪縛から解放されて、平常心でデートをするにはどうしたら良いでしょう?
好きな人と良好な関係を築くためにも、初デートを成功させたいですね。
素のままの自分を見せること
この初デートを平常心で乗り切る方法は、「好きな人に嫌われても良い」と開き直ることです。
嫌われたくないという恐怖心があり、自分の思い通りに振る舞うことができないのであれば、その意識を変える必要があります。そしてどんどん素のままの自分を見せるようにしましょう。
むしろ、最初から自分の本来の姿を相手に見せたほうが好都合なのです。
なぜなら、もしお互いに両想いになれて付き合うことができても、交際期間中になれば相手にわかってしまうからです。
そのため隠していても意味がありません。
自分のすべてを見てもらって、それで嫌われたら仕方がないという心構えを持って初デートに臨むようにしましょう。
たとえ振られたとしても、早い段階であれば心の傷は浅いですし、早く次の相手を探すことができますので効率的でもあるのです。
そして素のままの自分を受け入れてくれる人を見つけるようにしましょう。
また、デートの時は笑顔を作ることを心掛けてください。仏頂面よりも笑顔のほうが相手が安心して話をすることができます。
相手がたくさん話をしてくれれば、それだけデートを楽しんでくれていることになりますので、2回目に結びつきやすいのです。
肩の力を抜いて、成功や失敗などを気にせず楽しいデートにすることだけを考えれば上手くいくかもしれません。