恋人に別れを切り出すこと
スムーズに別れるには悪者になること
恋人に別れ話を切り出すのは勇気がいることですね。
なぜなら「相手を傷つけてしまうのは嫌だ」という気持ちが働くからです。
そこでなるべく相手を傷つけない方法で別れたいと考えますが、それはとても難しいことです。誰でも別れ話を切り出されると精神的にショックを受けて落ち込むものです。
そんな時に一般的に用いられるのは、自分に問題があるから別れたいと伝える方法です。嫌いになったわけではなくて、自分に原因があることを主張して相手を思いやるのです。
例えば、「自分にやりたいことができたので、しばらく会う時間が取れない」「仕事がきつくて会う余裕がない」「僕は君と釣り合わない。君にはもっとふさわしい人がいる」などと様々な口実を作ります。
しかし、このような理由では相手は、「問題を解決すれば別れずに済む」と期待しますので、スムーズに別れることはできません。ズルズルと長引いてしまうことがあります。
そのため自分が本当に別れたいと思うのであれば、悪者になる覚悟が必要です。
「他に好きな人ができた」「あなたのこういう所が嫌い」「もう愛情がなくなった」などとハッキリ伝えましょう。そのほうが綺麗さっぱり別れることができます。
これはなかなか言い出せないことですが、気持ちが冷めているのであれば、ハッキリ言ったほうがお互いのために良いのです。
切り出す側としても、「相手が可哀想である」とか「相手を傷つけたくない」という気持ちと同様に「自分が悪者になりたくない」という思いも強いと思いますが、ここは心を鬼にして割り切るようにしましょう。
恋人と別れたくなる理由
では、実際に恋人と別れたいと思う理由にはどのようなものがあるでしょうか?
男女別にまとめてみました。
男性が彼女と別れたいと思った理由
・今の彼女よりも魅力的な女性と知り合って好きになった
・交際が始まってから太ったから
・飽きてしまった
・デート代をすべて出費していたが、食事の時に高額な料理を平気で注文したり、「あれ欲しい」「これ欲しい」と我儘を言うので金銭的に厳しくなり、ついていけなくなった。
・地雷語を言われたり、触れられたくない話をして辛い思いをさせられたから
・欠点がどんどん目につくようになったから
・喧嘩をしたから
女性が彼氏と別れたいと思う理由
・価値観が合わない
・彼氏よりカッコイイ男性から告白されたから
・経済力がないし、金遣いが荒い
・元カノの話題が多く、比較されて不愉快なことが多かったから
・二股をかけられた
・楽しいデートの時に仕事の愚痴が多く、聞いているのが疲れるから
・浮気されたから
・プロポーズされたけど、結婚相手として考えられなかったから
様々な理由がありますが、肝心なのは本当に別れたほうが良いか慎重に判断することです。別れた後に後悔しないことが大切です。
もっと素敵な人を見つけようとしても出会いがなかったり、前の恋人以上の相手に巡り合えないこともあるのです。
そのため安易に別れることは避けたほうが良いでしょう。
特に全く別れる気がなかったにもかかわらず、喧嘩などの突発的なトラブルで感情的になり、別れてしまった時は後悔することが多いのです。
じっくり考えてから決断してください。