幸せな夫婦関係を維持するために必要なこと!
離婚する夫婦と長続きする夫婦の特徴
結婚をすると徐々に相手に対する愛情が薄れてきたり、気を遣うことがなくなってくることがありますね。しかし、いつまでも仲が良い夫婦として幸せな家庭を守り続けていくためには、思いやりの心を忘れてはいけません。
ワシントン大学のジョン・ゴットマン氏は夫婦関係や結婚生活についての研究を行っている心理学の名誉教授ですが、彼は研究の結果、夫婦が離婚したり長続きする予見についての特徴を発見したそうです。
しかも、この予見の精度は8割以上という高い確率ですので、大いに参考になるのではないでしょうか?
それでは、それぞれどのような特徴があるのでしょう?
<夫婦が離婚する前兆>
- 意見が合わない
- 相手を批判することが多い
- 軽蔑するような態度をとる
- 相手の話を遮ったり、無関心になる
- ボディランゲージが否定的
<長続きする夫婦の特徴>
- 朝の挨拶を欠かさない、出勤前には1日の行動予定を確認し合う
- 夕食は一緒に食べて、その日の出来事を話す
- スキンシップを欠かさない
- 定期的に2人でデートをする、あるいは家族でレジャーに出掛ける
- 相手に感謝の心を表現したり、優しい言葉を口に出して言う
大切なことはコミュニケーション
夫婦が円満で長続きしたり、離婚の危機に直面するなど、それぞれ違いが生じますが、その大きなカギを握っているのはコミュニケーションです。
コミュニケーション不足は離婚の要因の1つにもなっている深刻な問題です。
長年夫婦を続けていると、会話をする時間が少なくなることがあると思います。特に夫は仕事で疲れて帰ってくると、翌日に備えてすぐに寝たいと思ったり、話をするのが面倒になることもあります。
また、仕事で残業続きになると、落ち着いてゆっくり話し合う時間も取れません。
そのため、妻が近所のトラブルや子供の躾などの様々な問題を抱えて相談したいことが山ほどあっても、話をするチャンスがないのです。
それに加えて、夫が仕事が忙しくて家庭のことに無関心になると、ますます会話をする時間が減ってしまうのです。
それだけではありません。「夫婦になって付き合いが長いので察してくれるだろう」「これくらいのことは特に言わなくてもわかるだろう」などと判断して、相手に伝えなくなると、向こうもあなたにコミュニケーションを取らなくなります。
すると誤解が生じて喧嘩などのトラブルが発生することもあるのです。そうなるとお互いに相手の話をきちんと聞かなくなり、夫婦関係はどんどん悪化してしまうのです。
それがどんどんエスカレートすると「夫婦が離婚する前兆」のような状況になってしまいます。
そのような事態を避けるためにもコミュニケーションをしっかり取るように心がけることが大切です。
そうすれば幸せな夫婦関係を維持することができるのです。