結婚への満足度調査について
相手に不満を持っている人が多い
あるSNSサイトで既婚者の方へ結婚への満足度調査を行ったところ、結婚相手へ不満を抱いている人が予想外に多いことがわかりました。
アンケートに回答してくれた人は約850人で、年齢や性別は制限していません。
集計結果は以下の通りです。
- 生まれ変わっても一緒になりたい・・・10%
- とても満足している・・・8%
- こんなもんでしょう!まあ満足・・・17%
- どちらとも言えない・・・16%
- 不満だらけ!仮面夫婦と同じ・・・22%
- できれば、すぐに離婚したい・・・19%
- 相手を憎んでいる・・・3%
この結果を見ると、これから結婚の予定がある人は失望してしまうかもしれませんが、本音で回答してもらったアンケートだそうです。
満足している人のメッセージを読むと本当に幸せそうで、いつまでもラブラブな関係を築いているようですが、実際には完全に恋愛感情を失っている夫婦の数のほうが上回っているのです。
「子供がいるので夫婦を続けているけれど、子供が高校卒業したら離婚したい」「ほとんど会話もなく、食事も別々で単なる同居人みたい」「相手は浮気しているので、自分も適当に遊んでいる」「夫に顔を叩かれた!交際中は1度もなかったのに」「もう人生が終わったようなもの」など、冷めきった状態の関係になっている夫婦が多いということです。
年々アップしている離婚率
日本では年々離婚率が上昇しており、2分に1組の割合で離婚が発生しているそうです。
性格や不一致、価値観の違い、夫や妻の浪費癖、夫の暴力など様々な理由が原因ですが、最近は女性が社会進出するようになったことも離婚率をアップさせる要因の1つであると感じています。
昔の日本の風習として「夫は外で働いて妻は家で家事をする」というのが根付いていました。
つまり、お金を稼いでくるのは夫の役目であり、妻は専業主婦として家事をするのが当たり前という考え方だったのです。
ある意味では夫に養ってもらっているという状態だったと言えるでしょう。そのため、女性側から簡単に離婚を切り出すことはできませんでした。
しかし、社会進出する女性が増えたことによって、離婚しても経済的に困ることが少なくなったため、離婚率もアップしたのです。
また、今は離婚や再婚が当たり前の時代になりました。バツイチやバツニも珍しくありませんし、シングルマザーの方も増えています。
そのため、離婚が簡単にできるようになりましたし、恥ずかしいことではなくなったのです。
同じ相手とずっと幸せに暮らすのが理想的ですが、最近は相手が嫌いであれば、無理して我慢する必要がないという考え方が広まっているように感じます。