略奪愛について考える
道徳的な心理から略奪愛は良くないイメージがある
略奪愛と聞くと、あまり道徳的に良くないというイメージがあると思います。
好きになった人に彼氏や彼女が存在しても、お構いなしに自分と恋愛関係を成立させてしまうことですので、通常はこのような行為には罪悪感を抱くものです。
また、場合によっては結婚している人を強引に奪ってしまうこともあります。
しかし、どうしても好きになってしまった時は仕方がないかもしれません。自分の感情を抑えきれないのであれば、相手に気持ちを伝えても良いでしょう。
一般的に恋人探しをする際は「相手に恋愛のパートナーがいないこと」を第一条件にしている人が多いと思います。
それは道徳的な心理が働いているからです。
私たちの社会では人から物を奪うと窃盗罪になり、法律的に悪いことなので罰を受けなければなりません。
その意識が働いていますので、たとえ犯罪ではなくても、人から恋人を奪うことも悪いことであると考えているのです。
つまり、それだけ良心を持っている人が多いということです。
それにもかかわらず、相手が既婚者であったり、恋人がいてもアプローチするのは、かなり強い情熱を持っているのでしょう。
そのような略奪愛が成功するかどうかはケースバイケースですが、失敗する確率のほうが高いような気がします。
成功するのはどのようなケースでしょう?
それでは略奪愛が成功するのは、どのようなケースでしょうか?
まず、好きになった人が恋人や結婚相手と仲が良くて幸せである時は難しいでしょう。そのような時期は、どんなに魅力的な人が言い寄っても心を動かすことはできません。
それに対して関係に亀裂が入っている時期であれば可能性があります。
つまり、喧嘩をしていたり、倦怠期であったり、相手に大きな不満を持っているなど、何かしらの問題がある場合に限られるのです。
男性の場合は恋人がいても綺麗な女性から迫られると誘惑に負けたり、浮気をしてみたいという冒険心を持っている人が多いのです。
一方、女性は一途な人が多く、イケメンに出会っても心が揺れる人は少ないです。
そのため女性のほうが成功しやすいと言えるでしょう。
ところで、略奪愛はカップルの仲を裂いて相手を奪うことになりますので、成功すると失恋して心が傷つく人が出てきます。これは後味が悪い恋愛ですね。
また、それによって恨みを買うこともありますので、あまり好ましくありません。
誰も傷つけることなく、みんなが幸せになれる恋愛をすることが理想的なのです。
そう考えると略奪愛は極力避けるようにしたほうが良いでしょう。