人間の幸福度と恋愛との関係について
恋愛は人間の幸せに大きな影響を与える
「あなたは今、幸せですか?」と聞かれた時、皆さんはどのように答えるでしょう!
貧しくても何も不自由することもなく、人並みの生活を送ることができるので幸せだと答える人もいれば、お金持ちで人が羨ましいと思うような裕福な暮らしをしているにもかかわらず、幸せではないという人もいます。
矛盾しているようですが、これが事実です。つまり、どんなにお金を持っていても幸せとは限らないということです。
幸せの感じ方は人それぞれ異なります。
「経済的に豊かである」「多くの友人がいる」「家族が円満に仲良く暮らしている」「体が健康である」など、様々な要素がありますが、幸せに対する基準がみんな違うのです。
そんな中で10~30代の日本及び欧米の若者に「あなたの幸福度を決定する要素を3つあげなさい」というアンケートを行ったところ、「素敵な恋愛をしている」「恋人がいる」などの回答が最も多かったそうです。
この結果から、恋愛は人間の幸福度に大きな影響を与えていることが判明したのではないでしょうか!
恋愛は人間を変えてくれます。これまで地味で目立たなかった女性が綺麗になったり、性格が暗い青年が急に明るくイキイキするようになるなど、プラス効果をもたらすことがあるのです。
この変化は客観的に見て、人間を幸せにしていると言って良いでしょう。
また、素敵な恋をすると幸せを感じるホルモンである「セロトニン」が分泌されますが、これは精神を安定させる働きがあり、ストレスを緩和したり、うつ病などを予防するなどの健康効果も期待できるのです。
そのため若者は大いに恋愛をするべきなのです。
恋人の存在感について
それではなぜ、幸福度において恋愛が大切なのでしょう?
それは、本来人間は「誰かを愛したい」「誰かに愛されたい」という強い気持ちを持っているからです。
愛し合っている人がいるというだけで幸福を感じることができます。
「信頼できる友達がいれば、恋人はいらない」という人もいますが、友情と恋愛を比較すると恋愛のほうが大切であるという人が多いのです。
「友達に恋人を奪われた」という話をよく耳にしますが、いざとなったら友達も裏切ることがあります。それほど恋人の存在感は大きいのです。
また、人生において嬉しいことや悲しいことがあった時に一番親身になってくれるのが恋人です。
良い事があった時に恋人が一緒に喜んでくれれば嬉しさは倍増しますし、辛い事があった時に恋人に話せば悲しさは半減します。
恋人がいれば人生観は変わりますし、とてもハッピーな気分になることは間違いありません。