恋愛なんでも研究室

恋愛に関してのあらゆる問題について研究するサイトです。片想いの恋から夫婦の恋愛まで幅広く取り上げます。

今は恋愛ドラマは流行らない?

f:id:jeff777:20160422125805j:plain

恋愛ドラマの視聴率

近年は大ヒットするような恋愛ドラマが少なくなりました。

これは時代の流れにより、現代の若者には受け入れられなくなったからだと思います。

1980年代後半から2000年くらいにかけては、高視聴率を記録する番組が目白押しでした。

恋愛ドラマの視聴率の歴代ランキングは、第1位が2000年にTBSで放送された「ビューティフルライフ」で41.3%、第2位はフジテレビで放送された2つの番組が同率で、1991年の「101回目のプロポーズ」と1996年の「ロングバケーション」の36.7%でした。

そして第4位~30位の番組をチェックすると、1990年代から2000年前半くらいに放送された作品が多く、最も新しい番組では19位にランクインした2007年の「花より男子2(リターンズ)」でした。

つまり、最近の視聴者は「好きだ・嫌いだ」「浮気した・不倫した」などの単純な恋愛ドラマは観なくなったということなのでしょう。

もちろん、観る側だけでなく、番組を製作する側にも原因があると思います。それは「魅力的な恋愛ドラマがない」ということです。

作品の質が落ちているのかもしれません。

それ以外にも、インターネットの急激な普及により、現代の若者がテレビ離れしていることも大きな影響を与えていると思います。

「テレビは無くても良いけど、パソコンやスマホが無いと困る」という人が増えていますので、時代が変わってきているのでしょう。

今後は大ヒットする恋愛ドラマは、なかなか誕生しないかもしれません。

若者の恋愛離れ

世の中では若者の恋愛離れが深刻になっているようですが、それも恋愛ドラマが流行らない原因かもしれません。

原因としては、「恋愛は面倒であり、1人のほうが気楽でいい」と考える人が増えているからだそうです。

1人でもネットを利用したSNSやLINEなどで仲間とコミュニケーションを取れるようになりましたので、煩わしい恋愛は必要ないと考えているのでしょう。

また、景気が低迷していますので、男性の方は正社員になることが難しく、非正規雇用で年収が低い人が多いのです。そのため経済的にも精神的にも恋人を作る余裕がありません。

そのため恋愛を現実的なテーマとして捉えることができなくて、興味や関心を示さなくなったのでしょう。

少し古い話ですが、2005年に電車男という恋愛ドラマが大ヒットしました。この電車男はインターネットの電子掲示板である2チャンネルへ書き込みをするシーンがたくさん出てきますので、今の若者向けのドラマかもしれません。

尚、この作品は単行本が発行され、映画化もされて、多くの人に感動を与えました。

今後の恋愛ドラマは電車男のように、現代の若者に合った作品を考えたほうが受け入れられるでしょう。

面白い番組であれば多くの人が観ますので、「今は恋愛ドラマは流行らない」ということは決してないと思います。