学生時代の恋愛
学校は恋愛が難しい場所
みなさんは学生時代に恋愛をした経験があるでしょうか?
大学時代は自由に彼氏や彼女を作れる環境が整っていたと思います。ところが、小学校から高校までの12年間は簡単に作れる状況ではありませんでした。
多くの人は同じクラスに好きな人がいたけれど、告白することもなく、片思いのまま卒業を迎えてしまったと思います。
中学や高校のクラスでは異性にモテる人が必ず存在し、友達同士で同じ人を好きになることは珍しくありませんでした。
そのため簡単に交際を申し込むことはできませんし、恥ずかしさもあったでしょう。
好きな人に告白して、それを誰かに見られてしまうと噂が学校中に広がってしまうこともありましたので、かなり勇気が必要なことでした。本人と2人きりになるチャンスがなければ気持ちを伝えることは難しかったものです。
また、好きな人の友達にラブレターを渡してくれるように頼むなど、様々な手段を使う人がいましたが、そのような話はすぐに多くの人の耳に入ってしまいます。
「ここだけの話だから誰にも言わないで」「わかった約束する」という会話を交わしても約束が守られることはありません。噂はすぐに広がってしまうのです。
学校は卒業するまで毎日通わなければなりませんでしたので、1度噂になると居心地が悪い場所になってしまいます。
そのため自分の気持ちを抑えていた人も多かったと思います。
そんな中でも堂々と交際したり、告白する人もいました。これは、かなり精神的な強さを持っていなければできないことです。
また、一般的に学生は勉強するのが仕事であり、恋愛をするのは早いと考えている風潮もありましたし、学校内でカップルが誕生すると他の生徒に悪影響を与えるとも考えられていました。
それにより、堂々と付き合っている男女は先生から良い印象を持たれていなかったものです。
これまで説明してきた様々な要素から学校は恋愛をするのが難しい場所であったと言えるでしょう。
どのような交際をしているか?
では、現在の高校生や中学生はどのような交際をしているのでしょう?
今は携帯電話やスマートフォンを持っている生徒が多いので、コミュニケーションを取るのは簡単です。
昔は家の固定電話や手紙くらいしか連絡を取れませんでしたので、それを考えると、非常に便利になりました。
そのため家族に知られることなく、交際することも可能です。
しかし、高校生ですので門限が厳しい家庭もあるでしょう。そのため遅くなることはできませんので、時間が限られてしまいます。
また、クラブ活動や学校行事などで忙しくなると、ますます会う時間が少なくなります。
時間を作るとすれば、学校の休み時間や通学時間、あるいはクラブ活動がない土日になるでしょう。
デートの場所については映画を観たり、遊園地などに行くケースが多く、高校生で性体験をする人は極めて少ないそうです。
私は学生時代は勉強やクラブ活動が忙しく、男女交際どころではなかったので、素敵な恋愛を経験できた人は羨ましいです。今でも素晴らしい思い出として残っていることでしょう。